人権
ここが真ん中です。
人権(じんけん)とは、人間様が犬畜生と自らを区別するもの。本当はそんなものは断じてない。が、「ない」というと「裸の王様」みたいに「バカ」呼ばわりされるので、皆で有難がっている振りをしなければいけない困ったもの。
ヨーロッパ文明が帝国主義の後に、遅れたアジア諸国やアフリカ、中南米に高値で売りつけている自称ヒット商品。全米で興行収入50年連続一位。
歴史[編集]
人権は古代ギリシアで発明されたとされる。当時の人々は自給自足をする一国一城の主が多く、他人からの干渉を排除するために「俺のものは俺のもの。お前のものも俺のもの」というジャイアニズムを発達させた。キリスト教が支配した中世においては、ローマ法王による、「神のものは神に。お前のものは教会に」というロジックにより、私有財産の所有が極度に制限されていた。 だが、物売るってレベルじゃねぇぞな免罪符が発売されたことに反発する人々によって一揆・打ちこわしが頻発し、思想的にも「古典復古マンセー」というルネッサンスによって起こったローマ豪掠の最中に人権が発掘され、アメリカ独立戦争、フランス革命を経て欧米帝国主義と十字軍活動という二つの草の根運動によって全世界に広まった。
人権の対価[編集]
一般に、ヨーロッパやアメリカ、日本等の先進国以外の国(例えば、中国とか北朝鮮とか)は人権を抑圧することで政権を維持しており、将軍様の安楽な生活程の価値がある。マンセー。なお日本のネット右翼も人権を嫌悪しており、人権を主張する者は愛国心がない反日だと言い放つ。ネット右翼が嫌悪しているはずの中国や北朝鮮と、人権への見方では同じ立ち位置というのは皮肉である。
人権の抑圧の失敗例[編集]
人権の抑圧に失敗すると、ギロチンで首を切られたり、銅像が倒されたり、処刑される動画が世界中に公開されちゃったりする。
人権とは?[編集]
誰も見たことがないものであるため、人権とは本当は何であるか、という点で多くの仮説が存在する。その内のいくつかを挙げるので、後は賢明なアンサイクロペディアンの読者諸兄が判断してちょ。
人権=固有のもの説[編集]
ヨーロッパ人が声高に叫ぶもの。人権とは、人間が生まれながらにして持っているものだとする仮説。だが、生まれながら手足がない人もいるし、奇形児もいるし、そんなものってあるの?というのは至極当然の疑問。そんなことも分からないほど奴らは頭が悪いってことを例証するとして中国人あたりにバカにされている。また、イギリス経験論で頭がカチカチになった古典的保守主義者も、「人に生まれたことで与えられる権利など存在せず、権利というものは祖先や親から相続し、子孫へと渡すものだ」とのたまい「人権」を完全否定したうえで「国民の権利」を声高に主張している。
人権=オモチャ説[編集]
かつて、シンガポールの首相が、「人権は、欧米諸国のオモチャだ」と発言したことが現在まで伝わっている。これをもってシンガポール周辺の人権活動家、特にミャンマーの阿吽さん=スッチー女史等はオモチャ説を主張している。
人権=バター説[編集]
日本のとある大臣が唱えた新説。世間に衝撃を与えた。今後、この説がどう受け止められ、どう発展していくかが安倍内閣の行く末以上に注目の的であることは間違いない。
「人権」と「権利」を混同してはいけない[編集]
2021年5月17日、日本維新の会参議院議員の梅村みずほ議員が、娘(小学生)の国語辞典を調べたところ、人権と権利はイコールではないことを発見した。これは憲法史的に見てたいへん貴重な発見であり、梅村議員は2021年のノーベル法学賞にノミネートされるという憶測が流れている。