下痢
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概要[編集]
無能な医者どもには風邪よりもやや低いランクの病気として扱われているが、その被害はインフルエンザが可愛く見えるほど恐ろしい。物理的な死を招く癌やエイズに比べ殺傷能力は格段に低いが、下痢の本質は人間を殺す事ではない。余計な殺傷力を排除し、死なない程度の苦痛を与えつつ感染者を社会的に抹殺する事が下痢の狙いであり、一度狙われたら回避は不可能といっていい。少なくとも筆者は一度として逃げ切った事がない。近年、実はエクストリームスポーツの一種ではないかとささやかれている。
症状[編集]
- 下痢の症状の代表である。しかし腹痛だけなら腹を押さえてうずくまれば済む話、大した事はない。本当に恐ろしい敵は他にいる。
- 肛門痛
- 拭きすぎ、硬いトイレットペーパーの使用によって発生すると認識されがちだが、実際は、下痢便は強いアルカリ性であり、肌を溶かす作用を持つ。それが肛門に付着する事によって肛門が溶けてヒリヒリすると考えられる。また、肛門通過時の軟便が音速を超えることがあり、発生したソニックブームによるダメージが痛みの原因となるケースもある。さらに光速に近い速度に達してしまうと「おまえのうんこで地球がヤバい」レベルの惨事となるため、患者は便の噴出速度について特に留意すべきである。
- 猛烈な便意
- これが「本当の敵」、下痢の最も恐ろしい部分である。腹痛で弱っている肛門を執拗に攻め続け、精神的に追い詰めて痛みを増幅させるという悪循環を生み出す。以下の症状は全て腹痛と便意のコラボレーションによる副産物である。
- 全パラメータが最低ランクになる
- 知力体力行動力、ありとあらゆる能力が下がる。我慢と「トイレ行っていいですか」とトイレまで歩く以外の行動は一切出来なくなってしまう。
- 便が軟らかくなる
- 吐き気
- 腹の痛覚神経と肛門だけで処理し切れなくなった苦痛は吐き気に変化する。下痢と嘔吐がよくセットにされるのはこのためである。
- (暴発した瞬間を目撃された場合のみ)登校拒否や出社拒否になる
- 最も重い症状で、実質死に相当する。
主な原因[編集]
- 腐ったものを食べる
- 腐っているのだから当然大量の雑菌が含まれており、そのどれかが下痢を起こす。野菜<肉<魚介類と威力が上がっていく。
- 食い過ぎ
- 「もう食べられない」状態になると何故か下痢を起こす。体質によっては食べ過ぎても平気な場合がある。
- 只の便意から進化する
- 便意を感じてから一定時間経過すると下痢に変化する事が多い。手に負えなくなる前にトイレに行っといれ。
- 腹を冷やす
- 冬よりもむしろ夏に多い。アイスの食べ過ぎや強すぎる冷房が原因とされ、寒がりな人に多く見られる。
- 下剤を飲む
- 腸内を空にするための薬だが、その方法は非常に手荒である。強制的に下痢を起こして腸内の余計なモノを排出するのだ。まさに劇薬である。
- 牛乳を飲む
- 乳糖不耐症の人特有の原因であり、その威力は脅威。
- ストレス
- 上記の原因のどれにも当てはまらない場合、精神的な何かが原因である。例えばテスト中や行事の時に限って腹が痛くなるが、これは緊張(=ストレス)が腹に作用しているのだ。
被害者の実例[編集]
- W君(7)の場合
- W君は休日に家族でファミレスに行き、ハンバーグ+ライスを平らげた。大人一人前の量を食べ満腹になったW君だったが、帰宅後に腹痛に襲われトイレに駆け込み、「痛くて死ぬ」等と泣き喚いて苦しんだ。これで懲りたかと思いきや、中学生になるまで何度も同じ事を繰り返し、その度にトイレで泣いていたという。食べ過ぎが原因だと気付けなかったのだろうだろうか。
- D君(16)の場合
- いつも遅刻ギリギリの時間で登校しつつも皆勤賞なD君。いつものように学校に到着したが、下駄箱で腹痛に襲われトイレに。暫く苦しんでいるとチャイムが鳴ってしまい、先生に遅刻扱いされて折角の皆勤賞がパアになってしまった。それがD君の高校生活最初で最後の遅刻だったという。
- G君(17)の場合
- コンビニで立ち読みしている最中に腹痛に襲われトイレに駆け込んだG君。そこまでは良いのだが数分後にノックの音が。一応ノックし返して存在を知らせると足音の主は立ち去った・・・かに思われたが、わずか2~3分後にもう一度ノックされ、おまけに「早くしろゴルァ!!」と怒鳴ってきた。声色からして相手はヤクザかも知れないと思ったG君はビビって出られなくなり、ヤクザが諦めて帰るまで30分もトイレに篭城したという。
- A君(14)の場合
- 親戚に貰ったスイカが冷蔵庫にあったのを思い出し、おやつに食べたA君。貰ってから10日経っていたのをすっかり忘れていたためスイカの味の違和感に気付かず、数時間後に腹痛に襲われた。下痢を起こしやすいA君だが、食あたりは初めてだった。いつもと違う痛みに苦しめられ、ついに嘔吐してしまう。それ以降、A君はスイカを食べなくなった りはせず、ただ賞味期限に気を使うようになった程度だという。
対処法[編集]
- 基本中の基本であり、下痢を完治できる唯一の手段である。これ以外の対処法は全てトイレに行くまでの時間稼ぎにしかならない事を知っておいていただきたい。トイレから出てきた後しばらく休まないと下痢が再発するので、しっかり休憩を取る事が好ましい。
- 正露丸を飲む
- 最もポピュラーな対処法で、即効性は低いがそこそこ有効。トイレから出た後の体力回復も早まるので飲んでおいて損はない。欠点は正露丸そのものが放つ異臭で、これを嫌って正露丸を飲めずに大惨事を引き起こす人もいると思う。そういう人にも対応している臭いの無い「ビオフェルミン」という錠剤がある。効果は正露丸に劣るが副作用も弱いので、状況によって使い分けるといい。
- 身体に振動を与えない
- 走ったり飛び降りたりするほど限界に近付く。抜き足差し足で歩くのが理想的。
- データが無いので詳細不明。一種のプラシーボ効果と考えられる。一応頭の片隅に入れておいてもいいかも知れない。
- 身体を温める
- ストーブの前や日向に行く事で限界が少し遠のく。ただし夏は日陰(クーラー不可)で休んだほうが効果が高い。
- 強制的に勃起させる
- ある少年が編み出したと言われる技術で、トイレ以外の対処法の中では最強を誇る。全神経を妄想とポケットに突っ込んだ手に集中して勝利の旗を立てる事で並みの腹痛なら完全に押さえ込む事ができる。旗が立っている間は効果が持続するのでその間にトイレを探そう。一度始めれば無心状態になるので周りの目はそれほど気にならない。腹痛を我慢する時間が長引くにつれ成功率が下がるので、それらしい痛みを感じたらすぐに勃てた方がいい。
別名[編集]
- 下痢ピー(P)
- ピーピー
- ゲイリー