ロストバージン

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ロストバージンとは、十代以降の女性にとっての通過儀礼の一つ。男女によって受け取り方の温度差が大きい事で知られる。

概要[編集]

生物学的には、処女膜を破る事でロストバージンとなる場合が殆どである。ただし広義では「男性との初性行」を指し、ペニスバンドや指・爪先などをねじ込んで破った場合はロストバージンとは呼ばない。また初であっても、アナルやおい穴(あれば)の場合はロストバージンとならない。

近年では低年齢化が進み、十代前半で既に経験する事も珍しく無い[1][要出典]。また女子同士は同調圧力が非常に強く、グループ内のロストバージン比率が高まると「遅れると仲間はずれにされる」という恐怖感から経験を急ぐケースが増加する。その結果90%以上の女性が、二十歳までにロストバージンを経験する。

温度差[編集]

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男性視点では、ロストバージンは女性にとって人生の一大事と捉えられやすい。その為ロストバージンに立ち会うのは多くの男性にとってであり、大金を払ってでもロストバージン相手に成りたがる傾向が強い。そしてロストバージンさせた相手の人生に自分が大きな影響を与える存在だと思い、責任を取ろうと金銭を貢いだり結婚を覚悟したりする。

だが女性視点では、単なる「開封行事」でしかない場合が殆どである。80年代以降性の解放が進んだことで、女性側の性認識は飛躍的に向上し、ロストバージンに大して大きな抵抗は無くなっている[要出典]。そもそも、ピアス一つ着けるためにふとん針で耳を突き刺したりする[2]女子たちが、たかだか「隘路を幅数センチ抉じ開ける行為」をそこまで恐れる筈がないのである[要出典]。勿論個人差はあるが、出血や異物感はさほど強くないのが普通。そもそも毎月血が出て痛む穴なので、すぐに馴れてしまう。

また多くの場合、女性はロストバージン相手を記憶に留めない。歴代の彼氏さえ「名前は覚えてない」「顔は確か…うっすらジャニ系」「一回だけ生でした記憶がある」という程度にしか覚えない[要出典]。これは記憶の性質が男女で大きく異なる為で、男性は個別フォルダで逐一保存するが女性は随時上書きしていく為「現役」しか基本的に記憶しないのである。一応思春期の場合は思い悩むしそれなりに覚悟をもってロストバージンに望むが、当日の異物感を乗り越えれば後はサラッと忘れ去る。形だけは「大事なものを失った」という顔をするが、これは男性との駆け引きを有利にするためのものであるのは言うまでもない。

脚注[編集]

  1. ^ また筋繊維の硬直や細胞組織の劣化により、ロストバージンの年齢が上がれば上がるほど出血や痛みが増す傾向がある。その為経験年齢が低下しつつあるという説もある。
  2. ^ 病院でピアッサーを使うピアス施術が一般化したのは90年代後半以降であり、また今でも「氷で挟んで痛覚を麻痺させ、ふとん針で耳朶に穴を開ける」という簡易施術を行う中高生はまだまだ存在する。化膿さえ防げれば、格安で穴を開けられるからである。

関連項目[編集]