マイム・マイム
「マイム・マイム」（Mayim Mayim）はフォークダンスに良く使われるイスラエルの楽曲である。フォークダンスの場合、円形に集まり左右両隣の人間と片手ずつ手をつないで踊る事が多い。軽快なメロディーと明るい踊りで著名であるが、イスラエルの事情から非常に壮絶にして罪深い音楽でもある。
概要[編集]
この曲は、「未開の地で水脈を掘り当てたぞ！ヒャッホーイ！」という喜びを表しているといわれている。水は人間含む生物の生命活動には欠かせない資源であり、成人男性の場合で2,300mLを確保しなければならない重要なものである。さらに近代化を進めるイスラエルでは産業に使用する水も必要であり、イスラエル入植後の乾燥地帯での水源の確保は現代の我々日本人の感覚では言い表せないほどの喜びであったと考えられ、この曲の底抜けかつ壮絶なほどの明るさも無理は無いといえよう。
しかしながら少し考えてみてほしい。腐るほど莫大な、飲用に適するほどの上質な水資源を抱えている日本人でさえ、つい最近まで水利権争いが近隣集落との諍いの元になっていたのである。それも時には集落間の殺し合いにまで発展するものも少なかったといわれる。現代でもうどんを茹でるための水を要求する香川県と吉野川の水利権を握る徳島県が一触即発の事態に発展しているのは耳に新しい。それだけ水は人類にとって重要かつ必要不可欠な資源なのである。
ましてや多民族が暮らすパレスチナ、そもそも中近東というきわめて水を確保しにくい土地で、突如他所から乱入してきた新参者かつ少数派のユダヤ人にとって水の確保がいかに困難であるかは想像に難くない。イスラエル建国前から爆弾を初めとする各種テロリズムの嵐が吹き荒れ、晴れて建国した途端にアラブの連合国が攻め込んできて第一次中東戦争になったというほど過酷な状況下である。当然、イスラエルは持ち前の金と人脈と人員を総動員して暴力で対抗していった。イスラエル人達は目の前のアラブ人達に向かって無差別にIMIガリル突撃銃を撃ちまくり、メルカバ主力戦車が轟音とともにアラブ人の住む町や村に突入して無差別に砲弾を撃ちまくり、クフィル戦闘機でアラブ人の住む町や村にミサイルを無差別に乱射しまくり続けて、時にはモサド（イスラエル諜報特務局）が暗殺やテロにまで手を染めまくり続けて、やっとこさ水場を確保できたのである。そしてご存知のとおり、イスラエルはアラブ人であれば兵士や男はもとより、女子供、赤子から老人、金持ちから貧乏人、美女からブスなどの区別を問わず無差別に躊躇いも容赦もなく完膚なきまでに殺戮の限りを尽くしまくった末に、始めて水場を確保できたのである。
しかしそこまでして確保した水場も確保し続けるにあたり、シリアからアサドおじさんに攻め込まれたり、エジプトから大戦車軍団With対空ミサイルで突っ込まれたり、イラクにミサイル撃ち込まれたり、レバノンからロケット弾撃ち込まれたり、PLOやらハマスやらの地元密着型ゲリラに自爆テロ仕掛けられたり…とイスラエル側にもアラブ側に劣らず多大な苦労と数多くの自国軍人ならびに老若男女貧富美醜不問の自国民間人の血と涙と犠牲が付きまとい、その度にイスラエル人は武器を手に殺戮の限りを尽くす…という殺戮のスパイラルが繰り返される。イスラエル人達がコップ1杯の水を飲めるようになる頃には地中海の海水と同量の敵味方双方の無辜の民の血と涙が流れているのである。
その上での水をゲットした喜びであるため、我々平和ボケした日本人の想像している「水ゲットだぜ☆」程度の感覚では、マイム・マイムの真髄には決してたどり着くことが出来ない。敵味方双方の兵士や民間人の血肉と瓦礫が到る所に散乱しまくる凄惨な乾いた大地の上で全身血と埃に塗れながらUZI短機関銃片手に「抵抗するアラブ人は敵国だ！抵抗しないアラブ人はよく訓練されたテロリストだ！ホント、パレスチナの水争いは地獄だぜ！フゥハハハーハァー！！」と高笑いできたユダヤ人だけが真のマイム・マイムを踊れるのであり、円形に手をつないで踊るのは「俺達ユダヤ人の鋼鉄の結束には入れないし、水も分けてやらない！異教徒は出て行かないと蜂の巣だぞ！」という毅然たる意思の表れでもある。
ぬくぬくと過ごしている日本人の踊るマイム・マイムなどは所詮「フォークダンスだと聞いてウキウキしてたら好きな子と永遠に手をつなげないタイプのフォークダンスだったorz」とか「マーイマーイマーイマーイうまいどんぶり♪」とか「オッチャンオッチャン食わしたって食わしたって♪」だとか程度のものに過ぎないのである。また銅鑼の音を入れて中華風にアレンジする事はイスラエルでは法律で禁じられている。
動画とか外部リンクとか[編集]
- 平和ボケしたマイム・マイム※現在リンク切れ
- うまいどんぶり