カラス
カラス(烏)とは、東京など主要都市を中心に活動するギャング(指定暴力団)である。
概要[編集]
カラスが引き起こす問題は数十年前から話題に上り、現在では石原慎太郎東京都知事などと共に、激しい知能競争を繰り広げている。首領はドン・カラス。彼らは黒装束を身にまとい、その日暮らしのホームレス達から、大切なゴミを奪っている。他にも、権兵衛が一生懸命撒いた種を穿り返すなど、ロクなことをしない。
日本のカラスはハシブト派とハシボソ派の二派と少数派のミヤマ派、ワタリ派、コクマル派(派閥内に白黒の「パンダ派」が存在)に分かれており、ハシブト派以外は地方へ追いやられている。
カラスは明らかに一部の人類よりも頭が良いが、頭が良いだけにどうしようもない。よって、カラス保護団体の数はそれほど多くはないようである。 また、実はカラスには教科書が存在する。より詳しい情報をお求めの場合は教科書を参照することをお勧めする。
日本のカラス集団[編集]
東京のカラス[編集]
ギャング集団「カラス」の中でも、最も有名な集団である。その振るまいは新宿歌舞伎町を始めとする歓楽街で大問題と化しており、絶え間ない抗争を生んでいる。彼らは明け方前に行動することが多い。本拠地は明治神宮などであると見られている。
地方のカラス[編集]
地方でも「カラス」は敵対視されることあれど、敬われることはほとんど皆無といってよい。例外は和歌山県の熊野神社におけるヤタガラス信仰と、茨城県北部地方でのカラスの生殖活動を讃える歌[1]である。
カラスの行動[編集]
ロボットに乗るカラス[編集]
並行世界の地球においては、山猫などと共にロボットを操縦するほどの高い知能を身につけている。また、人間の世界においてセクシャルマイノリティと呼ばれる性的趣向を持つカラスが多く、同姓のカラスに対して「ハメさせてくれ」などと性行為を迫る姿が目撃されている。この世界のカラス達は我々が生きる世界のカラスなどとは比べ物にならないほど凶暴かつ狡猾であるため、駆逐するためにパルヴァライザーという専用のネズミ捕りが作られた。カラス側もその危険性は認知しているらしく、パルヴァライザーに不用意に接近しようとした個体に向かって、別の個体が「いかん、そいつには手を出すな!」と忠告することがある。
テロ行為[編集]
しばしばカラスは置石を行い、列車脱線による大量殺戮を目論むテロ行為が確認されている。しかし当局はいまだ実行犯の検挙には至っていない。この原因にはカラス達のバックの勢力や政財界との見た目通りの黒い繋がりが示唆されているが実体は依然不明である。
また、かなり小規模だがシカの毛をむしり、耳にそのシカがした糞をつめる、牛の乳房をつついて血を出すという拷問や、ゴミをぶちまけるといった破壊行為も行う。
「なぜ鳴くの」論争[編集]
烏がなぜ鳴くかについては学会だけでなく、芸能界や一般人も巻き込み論争になっている。
詳細は「七つの子問題」を参照
- 「山に可愛い七つの子があるから」説
- 野口雨情博士により1921年に提唱された。しかし「七つ」という言葉が「七羽」を指すのか「七歳」を指すのかは不明である事(カラスは一度に七羽もの雛を育てる甲斐性は無い。また烏の癖に七歳まで生きてたら立派な成鳥でありどちらにしてもつじつまが合わない)や、「山」が「山岳」を指すのか、いわゆる田舎の「やま(杜、森林など)」を指すのか不明な点、またそもそも、可愛い子がいることが鳴く理由として適当であるかどうかなど不自然な事象も多く、定説にまではいたっていない。
- 「関わりねえことでござんす」説
- 中村敦夫博士によって1972年に提唱された。説としては後述の「勝手」説に近いものがあるが、こちらはより強くプライバシー保護を意識しているものであり、また「旅がらす」本人の口から出たものである事から信憑性も強い。・・・「烏がなぜ鳴くかですって?そんなこたぁ、そちらさんには関わりのねえことでござんしょう。烏にだってぷらいばしいってもんがござんす。あんまり深く足ぃ突っ込みなさると、ろくなことにはなりませんぜぇ。」・・・怖いのでこの辺にしておく。
- 「勝手」説
- 志村けん博士によって1980年代初頭に発表された。本説は発表当時若年層の研究者から絶大な支持を得、一時は社会現象ともなり、この論争に終止符を打ったかに見えたが、しかしPTAを中心とした中高齢研究者により激しく糾弾されるなど逆風にさらされ、しばらく後に下火になった。本説について最初に提唱したのは別人である可能性も高いが、ごく一部の関係者が知るだけのものであったとも言われ、いずれにしても志村博士によって発表されたことは学会に認知されるという意味で大きかった。
- 「鳴くではなく泣く」説
- 「鳴く」が実は誤字であり、「泣く」が正しかったと見る説。前述したが鳥は七歳まで生きてたら立派な「成鳥」であり、成鳥にもなってなお巣に居座り続けるパラサイトシングルを抱え、巣に帰る時刻になる度にわが身の不幸を泣いている親の姿を謳っているとの説である。未だ少数派であるが、人間社会の現状を見るに、あながち馬鹿にできない説として注目されつつある。
関連項目[編集]
- ^ 都会で迫害されるカラス達の自由を訴える替え歌も存在する。