オマケ

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オマケとは、トレーディングカードゲームのパッケージに含まれている付属食品である。

歴史[編集]

トレーディングカードゲームは、その中毒性により様々な問題を生み出した。 最も深刻だったのは、食費や生活費を削ってカード代に充て、大量のカードを一括購入する「大人買い」である。 1980年代前半、食事代を犠牲にしてまでレアカードのゲットに命を賭けるプレイヤーが多くなった結果、 そのストイックぶりに餓死する者が続出したため、 トレーディングカードゲームは大きな社会問題となった。 中でも、あまりのレアさに多数の犠牲者を生み出した「青眼の白龍」事件は特に有名である。

1985年の国会では、トレーディングカードゲームを麻薬の一種と位置づけ、 法律によって規制することが考案された。 しかし、カードゲーム愛好者による怒涛の抗議によって否決されたため、その代わりとして、 餓死を防ぐために全てのパッケージにオマケの食品を付属することを義務付ける、通称「オマケ法」が定められた。

オマケ法の弊害[編集]

オマケ法では当初、菓子のような安価な食品を付属することが想定されていたが、

「菓子にはまともな栄養価が含まれていないため、最終的には栄養失調となって健康に大きな被害を与えることに代わりはないはずだ。」

という専門家の指摘を受け、なるべくコストをかけて、栄養価のあるものを付属することが国によって奨励された。

その結果始まったのが、1986年のオマケグルメブームである。 トレーディングカードゲームの各社は、オマケの食材を大幅にグレードアップすると共に、 オマケによる商品の販売促進を図るために、 キャビアやフォアグラといった高級素材を使ったオマケが低頻度で当たるようにした。

そのうち、商品の持つ「カードゲーム」という本来の価値はだんだん薄められ、 オマケ欲しさに商品を買ってカードを捨てる者が続出した。 環境保護団体はこの傾向について「紙資源の無駄遣いに繋がる」とコメントして猛反発を行い、 公正取引委員会は各社に対して「オマケとしては食材があまりにもグルメすぎる」という旨の勧告を行った。

関連項目[編集]

このオマケは、まだ火が通っておらず、生焼け状態です。このまま食べるとお腹を壊します。あなたがしっかりと火を通して下さい。でも、どこかのどじっ子のように、塩と砂糖を間違えてはいけませんよ。 (Portal:スタブ)