tmux
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2024年10月5日
tmux セッション (2 つの水平パネルと 1 つの垂直パネルに分割している) | |
開発元 | Nicholas Marriott |
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初版 | 2007年11月20日[1] |
最新版 | |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C |
対応OS | Unix-like |
対応言語 | 英語 |
種別 | Terminal multiplexer |
ライセンス | ISC license |
公式サイト | https://github.com/tmux/tmux |
tmux とは、Unixライクなオペレーティングシステム用の端末多重接続ソフトウェアである。単一のウィンドウで複数の端末セッションにアクセスできる。同時に複数のコマンドラインプログラムを実行する際に有用である。tmux は制御端末からプロセスを切断することもでき、SSH セッションを SSH 接続をしていない状態でも維持することができる[3]。
特徴
[編集]tmux には、 GNU Screen のほとんどの機能が含まれている。これにより、ユーザーは特定の物理ないし仮想端末に結びついていないクライアントから端末セッションを開始できる。つまり、複数の端末セッションを同一の端末セッションの中に作成することもでき、自由に 1 つの仮想端末から他の仮想端末に再接続したり、単一のセッションが複数のクライアントを持つことができる。tmux の特徴には次のようなものがある[4]。
- 実行中のセッション、ウィンドウ、またはクライアントを対話式に選択するためのメニュー
- ウィンドウは任意の数のセッションにリンクすることができる[5]
- tmux を管理するための vi ライクまたは Emacs コマンドモード (自動補完あり) [6]
- 内蔵のシリアルクライアントと telnet クライアントが存在しない (端末多重接続のソフトウェアには不要であると考える人もいる)[4]
- より簡単な設定 [7][8]
- GNU Screen とは異なったコマンドキー - screenの代わりになるものではないが、互換性のあるキーバインディングを使用するように設定することができる
- 垂直および水平ウィンドウ分割サポート
採用
[編集]tmux は OpenBSD[3] に含まれており、また、他の多くのUnixライクなオペレーティングシステムでパッケージとして利用可能である[6]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ “Changelog”. 2020年7月31日閲覧。
- ^ “tmux 3.5a” (5 10月 2024). 5 10月 2024閲覧。
- ^ a b 7.9 - What is tmux?, “Keyboard and Display Controls”, Snappy Answers to Stupid Questions (OpenBSD) 7 December 2011閲覧。
- ^ a b Perrin, Chad (25 October 2010), “Is tmux the GNU Screen killer?”, TechRepublic 7 December 2011閲覧。
- ^ de Weerd, Paul (12 July 2009), “Interview with Nicholas Marriott on tmux”, OpenBSD Journal 7 December 2011閲覧。
- ^ a b “Tmux – the Terminal multiplexer”, Linuxaria, (15 September 2011) 7 December 2011閲覧。
- ^ O'Higgins, Niall (4 June 2009), tmux, a BSD alternative to GNU Screen 7 December 2011閲覧。
- ^ Alexander, Alex (17 May 2010), “switching from gnu screen to tmux”, Linux~ized 7 December 2011閲覧。