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光源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
太陽の光。

光源(こうげん)は、自らを発する発光体[1]。ただし、広義には他から光を受けた反射や屈折等により光を放つ物体も光源に含む[1]

光源の種類

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光源には天然光源(自然光源)と人工光源がある[1][2]

天然光源

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天然光源のうち太陽は他に比類のない重要な光源である[1]。また、や星などの天体もある[1]。長い間、地球上に生活する人類にとって太陽は主たる光源であり、夜の月や星などを含めた自然光源しか存在しなかった[2]

さらに青空、、その他地表に介在し、直接・間接に日光を反射する物体もすべて天然光源に含められる[1]。このほか大気中の発光体としては稲妻オーロラがある[1]。このほか地表の天然発光体として噴出する溶岩燐光を発する動植物、蛍光を放つ鉱物がある[1]

人工光源

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発光ダイオードの光

人工光源にはガス灯ろうそく等の(焔)、電灯夜光塗料その他非常にたくさんの種類がある[3]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 福島信之助、藤澤信『科学写真便覧総説・準備編・操作編』田治米亮造執筆部分、丸善、1953年、321頁。 
  2. ^ a b 河本康太郎「エジソンは偉かった!? 人工光源の光と陰」『照明学会誌』第80巻第1号、照明学会、1996年、6-11頁、doi:10.2150/jieij1980.80.1_6ISSN 0019-2341NAID 130006764689 
  3. ^ 福島信之助、藤澤信『科学写真便覧総説・準備編・操作編』田治米亮造執筆部分、丸善、1953年、322頁。 

関連項目

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