第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会
開催国 | 日本 |
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開催期間 | 2012年9月1日-2013年1月1日 |
参加チーム数 | 88 |
優勝 | 柏レイソル |
準優勝 | ガンバ大阪 |
ACL2013出場 | 柏レイソル |
試合総数 | 87 |
第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会(だい92かい てんのうはいぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい)は、2012年(平成24年)9月1日から2013年(平成25年)1月1日に開催された天皇杯全日本サッカー選手権大会である。
柏レイソルが前身の日立製作所時代以来、37年ぶり3度目の優勝を果たした。
概要
[編集]出場チームは前回大会と同じで88チーム。昨季に比べ日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の加盟数が2クラブ増えたため、日本フットボールリーグ(JFL)のシードチームが2から1に減少し、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝チームに与えられていた「大学シード枠」がなくなった。
Jリーグ所属全クラブのシード(2回戦からの出場)、出場全チームによるノックアウトトーナメントという基本的枠組みはこれまでと同様だが、JFLシードチームは1回戦からの出場となったほか、組み合わせ方法の決定に2つの新機軸が盛り込まれた。一つは、1回戦の組み合わせについて「同一地域内での対戦」を前提に対戦カードを組んでいたものを、全国を3つのエリア(北海道・東北・関東、北信越・東海・関西、中国・四国・九州)に分けて地域性を拡張し、対戦カードの幅を増やした点である[1]。もう一つは、レギュレーション発表の時点ですべての対戦カードが決定していたものを、3回戦終了後に再度抽選(オープンドロー)を行い、改めて対戦カードを決定する方式となった点である[1]。このため、4回戦(ベスト16)以降のカードは、大会前の概要発表時点では各ラウンドの日程のみが決定され、それ以外についてはすべて未定とされた。
なお、前年は東日本大震災の影響で本大会出場チームの決定に一部特殊なレギュレーションが導入されたが、今回は従前通りの方式となった。
今大会は、JFA公認マスコットの「はにー&どぐー」[注 1]が“応援マスコット(見習い)”として起用され、会場などで配布されるクリアファイルのデザインなどに採用されることが明らかになっている[2]。
優勝チームにはAFCチャンピオンズリーグ2013への出場権が与えられた。
日程
[編集]試合 | 開催日 | 備考 |
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1回戦 | 9月1日、2日 | 都道府県代表チーム、JFL上位チームの参加 |
2回戦 | 9月8日、9日 | J1、J2チームの参加 |
3回戦 | 10月10日 | |
4回戦 | 12月15日[* 1] | |
準々決勝 | 12月23日 | |
準決勝 | 12月29日 | |
決勝 | 1月1日 |
- ^ FIFAクラブワールドカップ2012に出場するチームの試合について、12月19日に振り替え開催する予定だったが、同大会には当大会2回戦で敗退したサンフレッチェ広島の出場が決まったため、振り替えは行われず全試合予定通りに開催された。
なお、4回戦以降の組み合わせ抽選については2012年11月8日に日本サッカー協会ビル(JFAハウス)にてオープンドロー(公開抽選)により実施された[3](詳細後述)。
出場チーム
[編集]Jリーグ加盟クラブが2チーム増加したことから、シード枠の配分が一部変更になっている。
なお、以下の「出場回数」についてはJFAの公式記録に基づくが、基本的には「前身となるチーム(クラブ化前の実業団チーム、など)からの通算回数」としている。ただし、一部に例外もある。
J1リーグ
[編集]2012年のJリーグ ディビジョン1参加の全18チーム。
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J2リーグ
[編集]2012年のJリーグ ディビジョン2参加の全22チーム(前回大会から2チーム増)。
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JFL
[編集]第14回日本フットボールリーグの第17節終了時点での上位1チーム(前回大会から1チーム減)。
チーム | 出場回数 |
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V・ファーレン長崎[4] | 4年連続6回目[備考 5] |
都道府県代表
[編集]- 出場回数に関する備考
- ^ 前身時代(日産自動車サッカー部および横浜マリノスの出場回数を含む。なお、横浜フリューゲルス(1999年に統合)の出場回数(13回)は含まない。
- ^ 鳥栖フューチャーズ(5回)の出場回数を含む(なお、鳥栖と鳥栖Fには組織としての連続性はない。当該項参照)。
- ^ 前身チーム(アローズ北陸(10回出場)とYKK APサッカー部(11回出場))の出場回数は含まない。
- ^ 前身の三菱化成黒崎サッカー部の出場回数(4回)を含まない。
- ^ 前身である国見FC(1回出場)の出場回数は含まない。
- ^ 前身である佐川急便東京SC(4回出場)と佐川急便大阪SC(1回出場)の出場回数はいずれも含まない。
- ^ 前身の教育研究社およびFC KYOKEN京都の出場回数(3回)を含まない。
- ^ 関大クラブ(7回出場)、全関大(4回出場)の出場回数は含まない。
- ^ 関学クラブ(10回出場)および全関学(4回出場)の出場回数は含まない。
試合結果
[編集]1回戦
[編集]2012年9月1日 No.1 | ヴェルフェたかはら那須 | 1 - 3 | 柏レイソルU-18 | 栃木市[※ 1] |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: 栃木市総合運動公園陸上競技場[※ 1] 観客数: 693人 主審: 荒木友輔 |
2012年9月1日 No.4 | FC鈴鹿ランポーレ | 1 - 0 | 浜松大学 | 鈴鹿市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: 鈴鹿スポーツガーデンサッカー・ラグビー場 観客数: 419人 主審: 清水修平 |
2012年9月1日 No.5 | SAGAWA SHIGA FC | 6 - 0 | 関西学院大学 | 東近江市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: 東近江市布引運動公園陸上競技場 観客数: 492人 主審: 赤阪修 |
2012年9月1日 No.6 | 大津高校 | 0 - 2 | V・ファーレン長崎 | 熊本市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: 熊本県民総合運動公園陸上競技場 観客数: 1,112人 主審: 塚田健太 |
2012年9月2日 No.7 | 高知大学 | 0 - 1 | ソニー仙台FC | 高知市 |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 観客数: 856人 主審: 武部陽介 |
2012年9月2日 No.8 | ブラウブリッツ秋田 | 1 - 0 | 平成国際大学 | 秋田市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: 秋田市八橋運動公園陸上競技場 観客数: 677人 主審: 長谷拓 |
2012年9月1日 No.9 | 宮崎産業経営大学 | 0 - 1 (延長) | 福岡大学 | 高知市[※ 2] |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: 宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場[※ 2] 観客数: 569人 主審: 西山貴生 |
2012年9月2日 No.10 | ヴァンラーレ八戸 | 0 - 2 | Y.S.C.C. | 十和田市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: 十和田市高森山総合運動公園球技場 観客数: 880人 主審: 清水崇之 |
2012年9月2日 No.11 | 奈良クラブ | 2 - 1 | アミティエSC | 橿原市 |
13:00 |
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公式記録 |
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競技場: 奈良県立橿原公苑陸上競技場 観客数: 1,121人 主審: 佐伯彰宣 |
2012年9月1日 No.12 | tonan前橋 | 5 - 0 | 日本大学山形高校 | 前橋市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: 群馬県立敷島公園サッカー・ラグビー場 観客数: 536人 主審: 日比野真 |
2012年9月2日 No.13 | ツエーゲン金沢 | 0 - 1 | FC刈谷 | 金沢市 |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: 石川県西部緑地公園陸上競技場 観客数: 743人 主審: 林可人 |
2012年9月2日 No.14 | 佐賀大学 | 0 - 5 | カマタマーレ讃岐 | 佐賀市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: 佐賀県総合運動場陸上競技場 観客数: 425人 主審: 宮部範久 |
2012年9月2日 No.15 | 米子北高校 | 1 - 2 | ヴォルカ鹿児島 | 鳥取市 |
13:00 |
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公式記録 |
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競技場: とりぎんバードスタジアム 観客数: 604人 主審: 上村篤史 |
2012年9月2日 No.16 | 福山大学 | 1 - 2 (延長) | FC今治 | 呉市 |
13:00 |
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公式記録 |
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競技場: 呉市総合スポーツセンター陸上競技場・サッカー場 観客数: 347人 主審: 山村将弘 |
2012年9月2日 No.17 | アルテリーヴォ和歌山 | 2 - 1 (延長) | FC岐阜SECOND | 紀の川市 |
13:00 |
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公式記録 |
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競技場: 紀の川市桃源郷運動公園陸上競技場 観客数: 367人 主審: 見付和昭 |
2012年9月1日 No.18 | HOYO大分 | 3 - 0 | 長崎総合科学大学附属高校 | 佐伯市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: 佐伯市総合運動公園陸上競技場 観客数: 575人 主審: 藤本啓太 |
2012年9月1日 No.19 | 関西大学 | 3 - 2 | 富山新庄クラブ | 大阪市 |
13:00 |
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公式記録 |
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競技場: キンチョウスタジアム 観客数: 287人 主審: 亀川哲弘 |
2012年9月1日 No.20 | サウルコス福井 | 3 - 0 | 新潟経営大学 | 坂井市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: テクノポート福井スタジアム 観客数: 480人 主審: 小川直仁 |
2012年9月1日 No.23 | 松江シティFC | 0 - 3 | 徳山大学 | 出雲市 |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: 島根県立浜山公園陸上競技場 観客数: 1,732人 主審: 藤田和也 |
2012年9月2日 No.24 | ファジアーノ岡山ネクスト | 4 - 0 | パナソニックエナジー徳島 | 岡山市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: kankoスタジアム 観客数: 1,175人 主審: 佐藤誠和 |
2回戦
[編集]2012年9月8日 No.25 | 柏レイソル | 3 - 0 | 柏レイソルU-18 | 柏市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: 日立柏サッカー場 観客数: 4,712人 主審: 木村博之 |
2012年9月8日 No.26 | 湘南ベルマーレ | 1 - 0 | 愛媛FC | 平塚市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: Shonan BMW スタジアム平塚 観客数: 1,478人 主審: 上田益也 |
2012年9月8日 No.27 | コンサドーレ札幌 | 1 - 1 (延長) (3 - 5 PK戦) | AC長野パルセイロ | 札幌市 |
13:00 |
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公式記録 |
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競技場: 札幌厚別公園競技場 観客数: 2,535人 主審: 今村義朗 |
PK戦 | ||||
2012年9月8日 No.30 | 松本山雅FC | 1 - 3 | 京都サンガF.C. | 松本市 |
15:00 |
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公式記録 | 競技場: 長野県松本平広域公園総合球技場 観客数: 6,317人 主審: 森川浩次 |
2012年9月8日 No.31 | ヴィッセル神戸 | 1 - 2 | SAGAWA SHIGA FC | 姫路市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: 姫路市立陸上競技場 観客数: 4,102人 主審: 山本雄大 |
2012年9月9日 No.32 | ジェフユナイテッド千葉 | 1 - 0 | V・ファーレン長崎 | 千葉市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: フクダ電子アリーナ 観客数: 3,207人 主審: 今村亮一 |
2012年9月8日 No.33 | ベガルタ仙台 | 1 - 0 | ソニー仙台FC | 仙台市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: ユアテックスタジアム仙台 観客数: 4,875人 主審: 井上知大 |
2012年9月9日 No.35 | 大宮アルディージャ | 2 - 0 | ブラウブリッツ秋田 | 熊谷市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 観客数: 1,439人 主審: 村上伸次 |
2012年9月9日 No.36 | アビスパ福岡 | 4 - 2 | 福岡大学 | 福岡市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: レベルファイブスタジアム 観客数: 2,277人 主審: 小川直仁 |
2012年9月8日 No.37 | 横浜F・マリノス | 4 - 2 | Y.S.C.C. | 横浜市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: ニッパツ三ツ沢球技場 観客数: 4,201人 主審: 岡部拓人 |
2012年9月8日 No.40 | モンテディオ山形 | 3 - 0 | tonan前橋 | 天童市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: NDソフトスタジアム山形 観客数: 2,118人 主審: 岡宏道 |
2012年9月9日 No.43 | サガン鳥栖 | 0 - 1 | カマタマーレ讃岐 | 鳥栖市 |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: ベストアメニティスタジアム 観客数: 3,091人 主審: 前田拓哉 |
2012年9月8日 No.45 | サンフレッチェ広島 | 1 - 2 | FC今治 | 福山市 |
15:00[※ 3] |
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公式記録 |
|
競技場: 福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場 観客数: 4,021人 主審: 家本政明 |
2012年9月9日 No.46 | FC町田ゼルビア | 1 - 1 (延長) (5 - 4 PK戦) | ギラヴァンツ北九州 | 世田谷区 |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 観客数: 1,653人 主審: 三上正一郎 | |
PK戦 | ||||
2012年9月8日 No.47 | 清水エスパルス | 5 - 0 | アルテリーヴォ和歌山 | 静岡市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: アウトソーシングスタジアム日本平 観客数: 2,864人 主審: 扇谷健司 |
2012年9月8日 No.48 | 東京ヴェルディ | 3 - 0 | HOYO大分 | 東京都北区 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: 味の素フィールド西が丘 観客数: 1,093人 主審: 早川一行 |
2012年9月9日 No.50 | 大分トリニータ | 2 - 2 (延長) (3 - 5 PK戦) | 水戸ホーリーホック | 大分市 |
13:00 |
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公式記録 | 競技場: 大分銀行ドーム 観客数: 2,515人 主審: 長谷拓 | |
PK戦 | ||||
2012年9月9日 No.51 | アルビレックス新潟 | 2 - 1 (延長) | サウルコス福井 | 新潟市 |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: 新潟市陸上競技場 観客数: 3,116人 主審: 西村雄一 |
2012年9月8日 No.52 | ヴァンフォーレ甲府 | 0 - 0 (延長) (3 - 4 PK戦) | 福島ユナイテッドFC | 甲府市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: 山梨中銀スタジアム 観客数: 2,004人 主審: 野田祐樹 | ||
PK戦 | ||||
2012年9月8日 No.53 | 鹿島アントラーズ | 7 - 1 | 筑波大学 | 鹿嶋市 |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: 茨城県立カシマサッカースタジアム 観客数: 3,191人 主審: 東城穣 |
2012年9月8日 No.56 | 徳島ヴォルティス | 5 - 1 | ファジアーノ岡山ネクスト | 鳴門市 |
13:00 | 公式記録 |
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競技場: 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム 観客数: 948人 主審: 塚田智宏 |
3回戦
[編集]2012年10月10日 No.58 | AC長野パルセイロ | 0 - 0 (延長) (9 - 10 PK戦) | 横河武蔵野FC | 札幌市 |
19:00 | 公式記録 | 競技場: 札幌厚別公園競技場 観客数: 312人 主審: 東城穣 | ||
PK戦 | ||||
2012年10月10日 No.59 | ジュビロ磐田 | 1 - 1 (延長) (5 - 3 PK戦) | 京都サンガF.C. | 磐田市 |
19:00 |
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公式記録 |
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競技場: ヤマハスタジアム 観客数: 2,756人 主審: 松尾一 |
PK戦 | ||||
2012年10月10日 No.60 | SAGAWA SHIGA FC | 1 - 1 (延長) (6 - 7 PK戦) | ジェフユナイテッド千葉 | 神戸市 |
19:00 |
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公式記録 | 競技場: ホームズスタジアム神戸 観客数: 615人 主審: 岡部拓人 | |
PK戦 | ||||
2012年10月10日 No.61 | ベガルタ仙台 | 1 - 2 (延長) | ロアッソ熊本 | 仙台市 |
19:00 |
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公式記録 | 競技場: ユアテックスタジアム仙台 観客数: 4,269人 主審: 西村雄一 |
2012年10月10日 No.62 | 大宮アルディージャ | 3 - 1 | アビスパ福岡 | 熊谷市 |
19:00 | 公式記録 |
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競技場: 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 観客数: 1,212人 主審: 吉田寿光 |
2012年10月10日 No.63 | 横浜F・マリノス | 2 - 1 | 横浜FC | 横浜市 |
19:00 |
|
公式記録 |
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競技場: 日産スタジアム[※ 4] 観客数: 8,862人 主審: 村上伸次 |
2012年10月10日 No.65 | ファジアーノ岡山 | 2 - 3 | 名古屋グランパス | 富山市 |
19:00 | 公式記録 | 競技場: 富山県総合運動公園陸上競技場 観客数: 2,102人 主審: 今村義朗 |
2012年10月10日 No.67 | FC今治 | 2 - 5 | FC町田ゼルビア | 広島市 |
19:00 |
|
公式記録 |
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競技場: 広島広域公園第一球技場[※ 5] 観客数: 304人 主審: 廣瀬格 |
2012年10月10日 No.68 | 清水エスパルス | 1 - 0 | 東京ヴェルディ | 静岡市 |
19:00 |
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公式記録 | 競技場: アウトソーシングスタジアム日本平 観客数: 3,223人 主審: 佐藤隆治 |
2012年10月10日 No.70 | アルビレックス新潟 | 0 - 1 | 福島ユナイテッドFC | 新潟市 |
19:00 | 公式記録 |
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競技場: 東北電力ビッグスワンスタジアム 観客数: 3,460人 主審: 福島孝一郎 |
2012年10月10日 No.71 | 鹿島アントラーズ | 2 - 1 (延長) | ガイナーレ鳥取 | 鹿嶋市 |
19:00 | 公式記録 |
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競技場: 茨城県立カシマサッカースタジアム 観客数: 2,606人 主審: 木村博之 |
4回戦
[編集]4回戦以降の組み合わせの決定方法は以下の通り[9]。
- 4回戦進出の16チームを、4回戦の試合会場をホームスタジアムとして紐付けする8クラブ(Aグループ)とそれ以外の8クラブ(Bグループ)に分ける。この措置はこれまでの天皇杯において、試合会場がどちらのクラブとも関係ないスタジアムになることがクラブやファンにとって負担になっていたことに配慮したものである。
- 4回戦の会場については、3回戦の結果を踏まえて日立柏サッカー場、フクダ電子アリーナ、NACK5スタジアム大宮、大阪長居スタジアム、名古屋市瑞穂公園陸上競技場、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場、万博記念競技場、県立カシマサッカースタジアムの8会場に決定し[3]、抽選時のグループ分けは以下の通りとなった(3回戦のマッチナンバーの若い順)[9]。
- Aグループ - 柏(日立台)・千葉(フクアリ)・大宮(NACK)・C大阪(長居)・名古屋(瑞穂陸)・浦和(熊谷[※ 6])・G大阪(万博)・鹿島(カシマ)
- Bグループ - 横河武蔵野・磐田・熊本・横浜FM・町田・清水・福島U・川崎
- 4回戦の会場については、3回戦の結果を踏まえて日立柏サッカー場、フクダ電子アリーナ、NACK5スタジアム大宮、大阪長居スタジアム、名古屋市瑞穂公園陸上競技場、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場、万博記念競技場、県立カシマサッカースタジアムの8会場に決定し[3]、抽選時のグループ分けは以下の通りとなった(3回戦のマッチナンバーの若い順)[9]。
- Aグループのうち3回戦のマッチナンバーの若い順にトーナメントポジションの書かれたポットを選んで抽選する。
- 続いてBグループのうち3回戦のマッチナンバーの若い順にトーナメントポジションの書かれたポットを選んで抽選し、対戦カードと試合会場を決める。
- 準々決勝以降の会場については、トーナメント表決定後に候補地から近い会場をあてはめていく。
この抽選会はNHK BS1により生放送され、ドロワーとしてNHKサッカー解説者の木村和司、長谷川健太、名良橋晃、福西崇史の4名が参加した。立会人は日本サッカー協会会長の大仁邦彌、天皇杯実行委員会委員長の佐々木一樹、スルガ銀行代表取締役社長兼CEO(静岡県サッカー協会会長)の岡野光喜[10]。会場には、2回戦でFC東京を下して4回戦に進出した横河武蔵野FCの依田博樹監督と金守貴紀・岩田啓佑両選手が訪れていた[11]。
2012年12月15日 No.76 | 鹿島アントラーズ | 3 - 1 | ジュビロ磐田 | 鹿嶋市 |
13:00 | 公式記録 |
|
競技場: 県立カシマサッカースタジアム 観客数: 7,522人 主審: 飯田淳平 |
2012年12月15日 No.78 | 名古屋グランパス | 5 - 2 | ロアッソ熊本 | 名古屋市 |
15:00 | 公式記録 |
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競技場: 名古屋市瑞穂公園陸上競技場 観客数: 4,125人 主審: 松尾一 |
2012年12月15日 No.79 | 大宮アルディージャ | 4 - 3 | 川崎フロンターレ | さいたま市 |
13:00 | 公式記録 | 競技場: NACK5スタジアム大宮 観客数: 7,503人 主審: 木村博之 |
準々決勝
[編集]2012年12月23日 No.82 | ジェフユナイテッド千葉 | 0 - 1 | 鹿島アントラーズ | 調布市 |
15:04 | 公式記録 |
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競技場: 味の素スタジアム 観客数: 12,843人 主審: 佐藤隆治 |
2012年12月23日 No.83 | 横浜F・マリノス | 0 - 0 (延長) (7 - 6 PK戦) | 名古屋グランパス | 名古屋市 |
13:04 | 公式記録 | 競技場: 名古屋市瑞穂公園陸上競技場 観客数: 10,043人 主審: 家本政明 | ||
PK戦 | ||||
準決勝
[編集]決勝
[編集]決勝の組み合わせは、4年前の第88回大会と同じ顔合わせになった。どちらも、2012年シーズンに続くAFCチャンピオンズリーグ連続出場(G大阪は優勝した2008年大会以来6年連続[12]、柏は2年連続[13])がかかっており、これを意識した応援フラッグが多く掲げられていた。両チームの対戦は2012年シーズンでは5回目で、戦績は柏の3勝1分と柏が優勢であった。
序盤はG大阪が高い位置の守備から短いパスをつないで再三柏ゴールを脅かす[12] など圧倒的に優勢を保つが、なかなかフィニッシュが決まらない。この戦況を見た柏監督ネルシーニョが早くも動く。前半32分、FW澤昌克を1トップからトップ下に下げ、トップ下のMF水野晃樹に替えてFW田中順也を投入[13]。これが功を奏したのか、35分にMFレアンドロ・ドミンゲスのパスと澤のミドルシュートから得た柏の最初のコーナーキックで、MFジョルジ・ワグネルのキックを負傷欠場の近藤直也に替わって先発出場したDF渡部博文が頭であわせて柏が先制する[13]。しかし前半を通じてはG大阪MF遠藤保仁が「セットプレーでやられた場面以外は、ほぼパーフェクトだった」と語るとおり[12]、前半はG大阪が優位に試合を進めていた。
後半も立ち上がりこそG大阪が優勢だったが、ハーフタイムに守備の修正を行った柏にパスを封じられる場面が目立つようになり、途中投入されたMF家長昭博、MF佐々木勇人も状況の打開をさせるには至らず[12]、そのままタイムアップ。柏が4年前の雪辱を果たした。
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第94回天皇杯 優勝 |
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柏レイソル 37年ぶり3回目 |
- 試合会場等に関する備考
トーナメント表
[編集]4回戦 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||
2012年12月15日 | ||||||||||||||
ガンバ大阪 | 3 | |||||||||||||
2012年12月23日 | ||||||||||||||
FC町田ゼルビア | 2 | |||||||||||||
ガンバ大阪 (延長) | 2 | |||||||||||||
2012年12月15日 | ||||||||||||||
セレッソ大阪 | 1 | |||||||||||||
セレッソ大阪 | 4 | |||||||||||||
2012年12月29日 | ||||||||||||||
清水エスパルス | 0 | |||||||||||||
ガンバ大阪 | 1 | |||||||||||||
2012年12月15日 | ||||||||||||||
鹿島アントラーズ | 0 | |||||||||||||
ジェフユナイテッド千葉 | 5 | |||||||||||||
2012年12月23日 | ||||||||||||||
福島ユナイテッドFC | 0 | |||||||||||||
ジェフユナイテッド千葉 | 0 | |||||||||||||
2012年12月15日 | ||||||||||||||
鹿島アントラーズ | 1 | |||||||||||||
鹿島アントラーズ | 3 | |||||||||||||
2013年1月1日 | ||||||||||||||
ジュビロ磐田 | 1 | |||||||||||||
ガンバ大阪 | 0 | |||||||||||||
2012年12月15日 | ||||||||||||||
柏レイソル | 1 | |||||||||||||
浦和レッズ | 0 | |||||||||||||
2012年12月23日 | ||||||||||||||
横浜F・マリノス | 2 | |||||||||||||
横浜F・マリノス (p) | 0 (7) | |||||||||||||
2012年12月15日 | ||||||||||||||
名古屋グランパス | 0 (6) | |||||||||||||
名古屋グランパス | 5 | |||||||||||||
2012年12月29日 | ||||||||||||||
ロアッソ熊本 | 2 | |||||||||||||
横浜F・マリノス | 0 | |||||||||||||
2012年12月15日 | ||||||||||||||
柏レイソル | 1 | |||||||||||||
大宮アルディージャ | 4 | |||||||||||||
2012年12月23日 | ||||||||||||||
川崎フロンターレ | 3 | |||||||||||||
大宮アルディージャ | 2 | |||||||||||||
2012年12月15日 | ||||||||||||||
柏レイソル | 3 | |||||||||||||
柏レイソル | 1 | |||||||||||||
横河武蔵野FC | 0 | |||||||||||||
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 1990年代後半に『炎の日本代表サポーター』として活動していたが、1999年春を最後に活動を休止していた。2012年5月の金環日食で目覚めた、という設定となっている[2]
- ^ 長崎県代表予選を兼ねた「第23回長崎県サッカー選手権大会」は8月26日の決勝でV・ファーレン長崎が長崎総合科学大学附属高校を破って優勝したが、V・ファーレン長崎は事前にJFL枠での出場が決まっていたため、7月1日の準決勝終了時点で決勝の結果に関わらず長崎総合科学大学附属高校が長崎県代表として出場することが決定していた[5]。
- ^ 沖縄県代表予選を兼ねた「第17回タイムス杯争奪沖縄県サッカー選手権大会」の決勝は当初8月26日に開催予定だったが、台風15号の接近のため、2日後に延期された[6]。
出典
[編集]- ^ a b 【第92回天皇杯】大会概要記者発表会での登壇者コメント(1) - J's GOALニュース 2012年5月21日
- ^ a b 『第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 応援マスコット(見習い)に“はにー&どぐー”が復活!』(プレスリリース)日本サッカー協会、2012年7月24日 。2012年8月18日閲覧。
- ^ a b 『第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) 11/8抽選会開催および試合会場決定のお知らせ』(プレスリリース)日本サッカー協会、2012年10月12日 。2012年10月13日閲覧。
- ^ 『第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 JFLシードチームにV・ファーレン長崎が決定』(プレスリリース)日本サッカー協会、2012年6月25日 。2012年6月25日閲覧。
- ^ “長崎県サッカー選手権大会組合せ”. 長崎県サッカー協会. 2012年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月5日閲覧。
- ^ 第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 都道府県代表決定戦 38道府県で代表決まる - 日本サッカー協会2012年8月27日
- ^ a b c d 『第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 試合会場およびキックオフ時間変更についてのお知らせ』(プレスリリース)日本サッカー協会、2012年6月19日 。2012年7月20日閲覧。
- ^ 『第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦(マッチナンバー【67】)試合会場変更について』(プレスリリース)日本サッカー協会、2012年9月21日 。2012年9月21日閲覧。
- ^ a b c 【第92回天皇杯】11月8日に4回戦の抽選会開催!佐々木一樹委員長 特別インタビュー - J's GOALニュース 2012年11月5日
- ^ 『第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 ラウンド16抽選会 ドロワー決定のお知らせ』(プレスリリース)日本サッカー協会、2012年11月6日 。2012年11月8日閲覧。
- ^ 【第92回天皇杯】 - J's GOALフォトニュース 2012年11月8日
- ^ a b c d 【第92回天皇杯 決勝 G大阪 vs 柏】G大阪側レポート:天皇杯奪還、6年連続ACL出場の夢は国立に散る。 - J's GOALニュース 2013年1月1日
- ^ a b c 【第92回天皇杯 決勝 G大阪 vs 柏】柏側レポート:勝利への執念とACLへの強いモチベーションを抱く柏が、37大会ぶり天皇杯優勝を成し遂げる。 - J's GOALニュース 2013年1月1日