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奇跡の人 (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「奇跡の人」
関ジャニ∞シングル
初出アルバム『GR8EST
B面
リリース
規格
ジャンル
時間
レーベル INFINITY RECORDS
作詞・作曲
ゴールドディスク
プラチナ(日本レコード協会[1]
チャート最高順位
関ジャニ∞ シングル 年表
なぐりガキBEAT
(2017年)
奇跡の人
(2017年)
応答セヨ
(2017年)
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奇跡の人』(きせきのひと)は、関ジャニ∞の楽曲[10][11]2017年9月6日INFINITY RECORDSから39枚目のシングルとして発売された[12][13]

概要

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  • 前作『なぐりガキBEAT』から約8か月振りのリリース。
  • CDは初回限定盤、通常盤、期間限定盤[注 3]の3形態で発売。
  • 表題曲「奇跡の人」は、関西弁での言い回しが印象的な、ハートフルな楽曲となっている[10]
    • 同曲は、メンバーの錦戸亮が主演する日本テレビ土曜ドラマウチの夫は仕事ができない』の主題歌である[10]
    • 同曲は、さだまさしからの楽曲提供である[11]
      • 自身の冠番組であるテレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』にて共演したことをきっかけに親交を深め、メンバーからのオファーによって楽曲提供が決まった[11]
      • さだは、メンバーに対してアンケートを取り、その内容をもとに関西弁の言い回しが印象的な関ジャニ∞流の"関白宣言"とも言える楽曲を完成させた[11]
    • 同曲の編曲・サウンドプロデュースは、前述の冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』で共演した島田昌典が担当した[14]
    • 同ドラマで主演を務める錦戸は「僕自身がさださんとお会いしてアンケートを作成し、メンバーみんなの好みやゆずれない所を聞きました。それをさださんが丁寧にまとめてくださいました」と楽曲制作の経緯を明かした[11]
    • 楽曲を提供したさだは、「メンバーから、曲作りを依頼されたときは嬉しかった。メンバーとどんな歌にしようかと、食事をしながら相談したら、現代版の『関白宣言』は出来ないか?と提案された。そこで、彼らの「好きな女の子」「苦手な女の子」「本音」と「建前」を基に、作り上げたのが本作「奇跡の人」だ」とコメントした[11]
    • 通常テレビの音楽番組などで楽曲を披露する際テレビ画面下部に横書きで歌詞テロップが表示されるが、同曲は画面右端に縦書きで表示される。
    • 2017年9月8日、テレビ朝日系『ミュージックステーション』にて同曲を披露した[15]
      • 同番組への出演に際し、視聴者から「恋人との写真」「親友との写真」「家族との写真」「子供や祖父母との写真」など、各々の「奇跡の人」との写真が募集され、同番組内での披露時に使用された[16]
  • カップリング「コーヒーブレイク」は、メンバーの渋谷すばるが作詞・作曲・編曲を担当した楽曲[17]
    • 通常盤のみ収録。
    • 渋谷の脱退により、同曲が渋谷が関ジャニ∞の楽曲を手がけた最後の作品となった。
  • 初回限定盤には、後述の自身初の野外ロックフェス『TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2017』で披露された「宇宙に行ったライオン」と「」のライブ音源を収録。
  • その他、通常盤のカップリングとして、16thライブDVD/Blu-ray『関ジャニ'sエイターテインメント』の初回限定盤・通常盤エンドロールとして使用された37thシングル「NOROSHI」のリミックスバージョンを収録[13]
  • 初回限定盤・期間限定盤には特典DVDを付属。
    • 初回限定盤には、表題曲「奇跡の人」のミュージック・ビデオとレコーディング風景とメイキング映像を収録[17]
    • 期間限定盤の特典DVDには、自身が出演した野外フェス『TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2017』のライブ映像を収録[17]
  • 本作の発売は、2017年7月15日に開催された、自身のライブツアー『関ジャニ'sエイターテインメント ジャム』の北海道札幌ドーム公演にて発表された[12]
  • 2024年1月1日、デビュー20周年を記念し、過去にリリースされた全楽曲が各種音楽ダウンロードサービスサブスクリプションサービスで配信されることに伴い、表題曲「奇跡の人」がベストアルバム『GR8EST』の収録曲として配信開始され、同年1月31日には本作の全収録曲の配信も開始された[18][19][20]

各形態概要

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カップリング
曲名 形態
初回 通常 期間
コーヒーブレイク × ×
NOROSHI "関ジャニ'sエイターテインメント"Remix
宇宙に行ったライオン (LIVE@METROCK2017) ×
(LIVE@METROCK2017)
特典
特典内容 形態
特典DVD(詳細は#特典DVDを参照) 初回限定盤
「奇跡の人」メイキング・フォトブック(16P)
特典DVD(詳細は#特典DVDを参照) 期間限定盤

販売形態

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  • 発売日:2017年9月6日
    • 初回限定盤(JACA-5678~5679:CD DVD)
      • 「奇跡の人」メイキング・フォトブック(16P)封入
    • 通常盤(JACA-5680:CD)
    • 期間限定盤(JACA-5681~5682:CD DVD)
  • 発売日:2019年7月12日
    • 通常盤:十五催ハッピープライス盤(JSNC-1539:CD)
  • 発売日:2024年1月31日

チャート成績

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シングルチャート順位

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  • オリコンチャート
    • 初週252,409枚を売り上げ、2017年9月18日付の「オリコン週間 CDシングルランキング」で週間1位を獲得した[2][3]
      • 26作連続、通算34作目のシングル1位となった[2]
    • 累計276,058枚を売り上げ、2017年9月度「オリコン月間 CDシングルランキング」で月間1位を獲得した[4]
      • 同チャートで自身のシングルが1位を獲得するのは、前作『なぐりガキBEAT』から2作連続、通算6作目である。
    • 累計282,351枚を売り上げ、2017年度「オリコン年間 CDシングルランキング」で年間20位を獲得した[5]
  • Billboard JAPAN

各曲チャート順位

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  • Billboard JAPAN
    • 初週25,827ptを記録し、2017年9月13日公開の「Billboard Japan Hot 100」で表題曲「奇跡の人」が週間1位を獲得した[6]
    • 2017年度「Billboard Japan Hot 100 Year End」で表題曲「奇跡の人」が年間86位を獲得した[9]

収録曲

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CD

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通常盤・配信

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  1. 奇跡の人 - [6:21]
    作詞・作曲:さだまさし
    編曲・サウンドプロデュース:島田昌典
  2. コーヒーブレイク - [4:55]
    作詞・作曲:渋谷すばる
    編曲:渋谷すばる、Peach
  3. NOROSHI "関ジャニ'sエイターテインメント"Remix - [7:59]
  4. 奇跡の人 (オリジナル・カラオケ)
    • 通常盤のみ収録。

初回限定盤・期間限定盤

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※「LIVE@METROCK2017」は初回限定盤のみ収録。

  1. 奇跡の人
  2. 宇宙に行ったライオン (LIVE@METROCK2017) - [4:44]
    作詞・作曲:藤森真一
    編曲:藤森真一、野間康介
    • 5thフルアルバム『FIGHT』収録曲のライブ音源
    • 2024年1月現在、音楽ダウンロードサービスおよびサブスクリプションサービスでは未配信。
  3. (LIVE@METROCK2017) - [4:05]
    作詞・作曲:高橋優
    編曲:高橋優、池窪浩一
    • 7thフルアルバム『関ジャニズム』収録曲のライブ音源
    • 2024年1月現在、音楽ダウンロードサービスおよびサブスクリプションサービスでは未配信。

特典DVD

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初回限定盤

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DVD
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.奇跡の人(Music Clip)  
2.「奇跡の人」(Rec & MV Making)  
合計時間:

期間限定盤

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TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2017
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.High Spirits  
2.ズッコケ男道  
3.言ったじゃないか  
4.侍唄 (さむらいソング)  
5.LIFE〜目の前の向こうへ〜  
合計時間:

楽曲提供者

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アーティスト作

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メンバー作

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収録作品

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アルバム

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奇跡の人
  • 2ndベストアルバム『GR8EST

映像作品

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ライブ映像

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奇跡の人

ミュージック・ビデオ

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奇跡の人
  • 2ndベストアルバム『GR8EST』(完全限定豪華盤 特典DVD)

テレビ歌唱

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奇跡の人

カバー

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奇跡の人

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 「奇跡の人」を担当。
  2. ^ 「コーヒーブレイク」を担当。
  3. ^ 期間限定盤は9月21日までの限定出荷。
  4. ^ 通常盤のみ収録。

出典

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  1. ^ 2017年9月度ゴールドディスク認定” (PDF). PR TIMES. 一般社団法人日本レコード協会 (2017年10月10日). 2023年2月5日閲覧。
  2. ^ a b c “【オリコン】関ジャニ∞、26作連続シングル首位 通算獲得数も34作に”. ORICON NEWS. (2017年9月12日). https://www.oricon.co.jp/news/2097100/full/ 2021年10月5日閲覧。 
  3. ^ a b オリコン週間 CDシングルランキング 2017年09月04日〜2017年09月10日”. ORICON NEWS (2017年9月13日). 2017年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月16日閲覧。
  4. ^ a b “オリコン月間 CDシングルランキング”. ORICON NEWS. (2017年10月). オリジナルの2017年10月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171011235431/https://www.oricon.co.jp/rank/js/m/2017-09/ 2021年11月1日閲覧。 
  5. ^ a b “【第50回オリコン年間ランキング2017】嵐が総合売上5年連続首位、AKB48がシングル年間V8達成!”. ORICON NEWS. (2017年12月23日). https://www.oricon.co.jp/special/50550/2/ 2021年11月1日閲覧。 
  6. ^ a b “Billboard Japan Hot 100”. Billboard JAPAN. (2017年9月13日). https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=hot100&year=2017&month=09&day=18 2021年11月1日閲覧。 
  7. ^ a b Billboard Japan Top Singles Sales”. Billboard JAPAN (2017年9月13日). 2021年11月1日閲覧。
  8. ^ a b Billboard Japan Top Singles Sales Year End”. Billboard JAPAN (2017年). 2021年11月1日閲覧。
  9. ^ a b Billboard Japan Hot 100 Year End”. Billboard JAPAN (2017年). 2021年11月1日閲覧。
  10. ^ a b c d “関ジャニ∞、錦戸亮主演ドラマ主題歌 楽曲提供はさだまさし「奇跡の人」”. ORICON NEWS. (2017年6月13日). https://www.oricon.co.jp/news/2092284/full/ 2021年10月5日閲覧。 
  11. ^ a b c d e f g h “さだまさし作の関ジャニ∞流"関白宣言"、錦戸亮主演ドラマ主題歌に”. 音楽ナタリー. (2017年6月13日). https://natalie.mu/music/news/236503 2021年10月5日閲覧。 
  12. ^ a b “関ジャニ∞、史上初の年2回目5大ドームツアー開幕 9・6「奇跡の人」発売決定”. ORICON NEWS. (2017年7月17日). https://www.oricon.co.jp/news/2094264/full/ 2021年10月5日閲覧。 
  13. ^ a b “METROCK音源&映像も収録、関ジャニ∞「奇跡の人」をシングルリリース”. 音楽ナタリー. (2017年7月15日). https://natalie.mu/music/news/241021 2021年10月5日閲覧。 
  14. ^ a b 島田昌典 [@shimadamasanori] (2017年9月6日). "本日リリース、関ジャニ∞さんの『奇跡の人』サウンドプロデュース、編曲しました。作詞、作曲はさだまさし巨匠。ご一緒でき最高でしたー! 素敵な楽曲です。是非お聞きください!". X(旧Twitter)より2021年10月6日閲覧
  15. ^ a b “次週「Mステ」に小沢健二と○○○、関ジャニ∞、乃木坂46、福山雅治、横山だいすけ”. 音楽ナタリー. (2017年9月1日). https://natalie.mu/music/news/247138 2021年10月6日閲覧。 
  16. ^ 【8月30日まで】関ジャニ∞、「奇跡の人」写真を募集致します!”. 関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS 公式サイト (2017年8月28日). 2017年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月6日閲覧。
  17. ^ a b c 9月6日リリース「奇跡の人」 ジャケット写真公開 & 商品詳細が決定!”. 関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS 公式サイト (2017年8月8日). 2017年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月6日閲覧。
  18. ^ a b 「サブスク解禁ジャジャジャジャーン!!」関ジャニ∞ 全楽曲サブスク解禁決定!!!!!”. 関ジャニ∞ / INFINITY RECORDS 公式サイト (2024年1月1日). 2024年1月31日閲覧。
  19. ^ a b “関ジャニ∞、全楽曲サブスク解禁へ エイトレンジャー&キャンジャニ∞も…デビュー20周年突入記念”. ORICON NEWS. (2024年1月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2308920/full/ 2024年1月31日閲覧。 
  20. ^ a b “関ジャニ∞全曲サブスク解禁、デビュー20周年記念し「より身近に聴いてもらいたい」”. 音楽ナタリー. (2024年1月1日). https://natalie.mu/music/news/555389 2024年1月31日閲覧。 
  21. ^ a b “さだまさしが存在理由を問う新作、関ジャニ提供曲カバーや小田和正コラボ曲収録”. 音楽ナタリー. (2020年3月1日). https://natalie.mu/music/news/369287 2021年10月6日閲覧。 
  22. ^ “日テレ「THE MUSIC DAY」に嵐、UVER、欅坂、星野源、REBECCAら71組”. 音楽ナタリー. (2017年6月10日). https://natalie.mu/music/news/236283 2021年12月14日閲覧。 
  23. ^ 「THE MUSIC DAY 願いが叶う夏」で紹介された音楽・CD”. 価格.com (2017年7月1日). 2021年12月14日閲覧。
  24. ^ “KinKi Kids「関ジャム」で明かす「愛かた」秘話と歌いたくない曲”. 音楽ナタリー. (2017年8月18日). https://natalie.mu/music/news/245328 2021年12月14日閲覧。 
  25. ^ “ポルノ×バカリ、エフェクターの魅力を体感するスタジオセッションに挑戦”. 音楽ナタリー. (2017年9月8日). https://natalie.mu/music/news/247999 2021年12月14日閲覧。 

外部リンク

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